50代の女性の方へ。
ダンスはやってみたいけど、もうこの年齢からダンスを始めるなんてって遅いって思っていませんか?
そんなことありません。
70代や80代が活躍している社交ダンスなら、50代から始めても早い方なんです。50代の女性が今からダンスを始めてキラキラ輝ける!?その理由がちゃんとあるんです。
社交ダンスは、美しい音楽に合わせて踊ることで、楽しみながら健康を維持し、新しいお仲間とのつながりもできる素晴らしダンスです。
特に50代の女性にとって、社交ダンスは他のダンスにはない魅力を感じられるダンスだと思います。
この記事では、社交ダンスと他のダンススタイルの違いに焦点をあて、なぜ社交ダンスが50代の女性にとっておすすめなのかについて書いています。
目次
社交ダンスの特徴
まず、社交ダンスは、相手と組んでリズムに合わせて踊るダンスです。二人でルールに基づいて動くことで、美しい動きを生み出すことができます。
また、社交ダンスは、「スタンダード部門」と「ラテンアメリカン部門」に分かれており、10種目以上のダンスを総合して「社交ダンス」と呼ばれています。
代表的な種目をあげると、
- ワルツ
- タンゴ
- ジルバ
- ルンバ
など様々なスタイルがありますが、基本的な踊り方は、どの種目も共通している部分が多いです。
そして、社交ダンスは、男性の役割を「リード」、そして女性の役割をと「フォロー」と呼び、それぞれの役割を果たすことで、音楽に合わせて二人でスムーズに動くことができるのです。
(ここに関しては、「社交ダンスで得られるパートナーシップの重要性」の章で詳しくお話しします。)
また、楽しみ方も幅広く、ダンスパーティーから競技会、検定試験やサークル、発表会など、選択肢がたくさんあります。
テレビでは競技会がクローズアップされることが多い印象ですが、そうでない楽しみ方の方が多いと言ってもいいかもしれません。
↑↑競技会で戦う楽しみ方
↑↑パーティーで踊る楽しみ方
↑↑発表会でお披露目をする楽しみ方
社交ダンスと他のダンスとの動きの違い
社交ダンスの理解をより深めるために、他のダンススタイルと比較してみましょう。
ダンスと言っても、たくさん種類がありますが、代表的なダンスと社交ダンスの比較を3つあげます。
- バレエと社交ダンスの比較
バレエは美しいポーズでいかに止まれるかや、足を上げたりと柔軟性に焦点を当てており、音楽においても古典的なスタイルが多いです。一方、社交ダンスは相手と組んで踊るため、お互いの協力が重要で、止まると言うより、常に動き続けることが重要です。
また、バレエは足を広げることが大切ですが、社交ダンスは、足をいかにきれいに閉じるかが大切なので、バレエのような柔軟性はあまり求められないのが特徴です。
とは言え、社交ダンスは身体を反らせて踊るから、かなり柔軟性が必要なのではないか?と思われると思います。
ですが、身体を反らせているよりは、身体を伸ばして踊っているのです。身体を思いっきりストレッチさせて動くことで、70代・80代になっても、美しい姿勢をキープすることができるのです。
- ヒップホップと社交ダンスの比較
ヒップホップはエネルギッシュでリズミカルなダンスで、表現が割と自由です。社交ダンスは優雅な動きからダイナミックな踊りまで、種目によって違います。また、組んで踊るため、パートナーシップが培われます。
そして、ヒップホップはダウンスタイルが特徴的なのに対し、社交ダンスは背筋を伸ばして身体を引き上げて踊ります。
- ジャズダンスと社交ダンスの比較
ジャズダンスは、ヒップホップと同様、ダイナミックで多彩なスタイルですが、社交ダンスは世界共通のステップで、動きの角度や方向などが細かく決まっています。教科書などの教材が豊富なので、希望すれば検定試験にチャレンジできるのも特徴です。
決まり事があるダンスだと思うと、少々ハードルが高く感じられるかもしれませんが、全部覚えなくても大丈夫です。すこしずつ身体が覚えていきます。
リズム感や運動神経に自信が無い方でも、決められた角度に沿って歩くだけで踊れる社交ダンスは、人によっては入りやすいのではないでしょうか。
知識が増えると嬉しい勉強熱心な方や、頭で理解しないと身体がなかなか動かない、左脳派の方やダンス初心者の方は、特に社交ダンスは向いていると思います。
社交ダンスは社交性やパートナーシップ、コミュニケーション力が養われる
社交ダンスと言えば、ダンスパーティー。ダンスパーティーでは、全く知らない人と即興で踊る機会もあるので、自然とパートナーシップやコミュニケーション力が養われます。
社交ダンスなら踊りながら軽く雑談することもできますし、踊り方は性格が出るので相手との相性もわかりやすいため、初対面であっても仲良くなるスピードは早いと思います。
そして、慣れてくるとダンスパーティーなどの社交場に参加する機会も増えるため、社交性も自然と身に付きます。相手への気遣いや思いやりの意識も芽生え、いつのまにか人気者となって、周りから一目おかれる存在になること間違えなしだと思います。
子育てや介護でひと段落した50代の女性にとって、社交ダンスは新しい仲間とのコミュニケーションを楽しめる場にもなり、自分の世界を広げる良いきっかけとなるため、今から始めておくのはおすすめです。
50代の女性に社交ダンスは最適!年齢に合ったダンスを選ぶ
社交ダンスは50代の女性にとって、無理なくできる優しいダンスです。
運動量の激しいダンススタイルと比べて、社交ダンスは体に負担をかけずにゆったりと踊ることができます。それが、60代から90代のシニア層に人気の理由の1つだと思います。
もし、バレエは柔軟性や体型維持のハードルは高く、ヒップホップやジャズは、年齢の若い層に交じって踊ることに恥ずかしさや抵抗感を感じるようであれば、社交ダンスはぴったりだと思います。
また、一般的に、ダンスは振り付けを自分で覚えて自立して踊ることが必要ですが、社交ダンスなら、振り付けを覚えられなくても心配いりません。
相手がプロやベテランの経験者だと、ただ身を委ねて付いていくだけで踊れてしまうので、リラックスした雰囲気で楽しむことができるでしょう。
50代から何かを覚えることに対してハードルが高く感じる方は、振り付けを覚えなくても踊れてしまう社交ダンスはおすすめです。
とは言え、振り付けを覚えなくても踊れるなんて、本当にできるのだろうかと思われますよね。
相手が上手ならできるかもですが、相手が初心者だったら不安に感じる方もいらっしゃると思います。
まずは、プロのインストラクターや経験者と一緒に踊ることで、身体が自然と慣れてきます。一人で動くよりも相手に正しく動かしてもらう方が、感性が高い女性にとって、上達のスピードは早いのです。
そして、社交ダンスは組んで踊るダンスなので、自然とエチケットを気にするようになります。美に対する意識が上がる方が多く、心も身体も健康的になり、アンチエイジング効果も期待できます。
また、異性と手を繋ぐ機会が少なくなってくる50代の女性にとっては、程よくときめくことが出来るため、良い刺激となり、年齢を重ねるごとにハツラツと美しくなるにも社交ダンスの魅力です。
もちろん、バレエでも、美意識を高めたり体型管理をするのには十分ですが、50代にとっては、レオタードにトゥシューズを履いて踊るのは少々ハードルが高く感じる方も多いのではないでしょうか。
その点、社交ダンスは程よく筋肉がついている女性らしい体型の方が多いので、50代の女性には入りやすいと思います。
また、50代になると昔に比べて筋力や代謝も落ちやすいため、痩せにくさを感じる方が多いです。社交ダンスは、主に下半身の筋肉が使われるため、代謝があがり健康的なダイエットとしてもおすすめです。
そして社交ダンスは、将来的に骨密度の低下などの課題に対処するのにも適していると言われています。社交ダンスの基本は歩くことなので、たくさん歩くことで、骨が丈夫になり、骨粗しょう症の防止にも役立つと言われています。
NHKのページでも骨粗しょう症や廊下予防にに社交ダンスがよいことが紹介されていますので、下記に記載します。
また強弱のある歩行で骨粗しょう症の予防などにも効果があると言われています。特に、男女で緊張感を持って踊ることで精神的にも張りが出て老化防止にも最適です。
※引用元⇒ https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_74.html
また、社交ダンスは背筋を伸ばして歩くことで、相手と一緒に心地よく踊ることができるダンスなので、自然と姿勢が良くなります。
楽しく踊りながら姿勢が改善できるので、そろそろ背中が丸くなってきたと悩んでいる50代の女性に、社交ダンスはおすすめです。
社交ダンスで得られるパートナーシップの重要性
社交ダンスはペアで組んで踊るダンスであり、ダンスにおいてのパートナーシップがとても重要です。
リード(男性の役割)とフォロー(女性の役割)としての役割分担が明確です。しっかり役割分担を果たすことで、優雅で美しい動きが生まれます。
男性が担う役割「リード」とは、
- リズムをとる
- 方向を決める
- 距離を決める
大きく分けてこの3つです。
ちなみに、女性がこの役割を担当してしまうと二人でスムーズに動けません。女性は、男性の意図を汲み取って、男性が踊りやすいようにサポートしながらついていくのが理想です。
リードとフォローを繰り返し練習することで、男女の役割がはっきりするので男性性、女性性もあがるのも、社交ダンスの魅力です。
また、ダンスのパートナーシップは純粋なダンスの技術の習得だけでなく、コミュニケーションスキルを高める絶好の機会でもあります。
とは言え、一人で踊るダンスの方が気が楽だし始めやすいかなと思われるかもしれません。始めやすいかもしれませんが、続けやすいかと言うと、どうでしょうか。
社交ダンスは、講師又はパートナーといった「相手」がいます。一人だとなかなか続かない方は、誰かが待っていると思うと、モチベーションアップにも繋がり、楽しく続けることができると思います。
やめたくなったり、スランプに陥ったとき、相手や仲間がいると、励みになるのも事実です。
社交ダンスイベントに参加して得られるストレス解消と気分転換
社交ダンスは、日常のストレスを解消するのにもおすすめです。
音楽に合わせて踊ることは、心をリフレッシュさせ、ストレスを発散するのに役立ちます。家庭のために頑張って、仕事も頑張ってきた50代の女性にとって、心からリフレッシュできる場は大切です。
たまにはダンスパーティーやイベントに参加してみるのもおすすめです。新し出会いや仲間との縁も繋がるかもしれません。
社交ダンスの様々なリズムに合わせて、相手とコミュニケーションをとりながら集中して踊ることで日常を忘れ、嫌なことがあっても踊っている瞬間だけは忘れることができる、楽しいひとときを過ごすことができるでしょう。
今や70代以上の男女がダンスパーティーやイベントで活躍している中で、50代の女性が今から社交ダンスを始めると、目立ちますし人気者になれます。
そして70代になったころには相当踊れるようになっているので、かなり活躍できると思います。年齢を重ねてこそ楽しめる社交ダンスは、50代にはおすすめです。
高齢者も踊れる社交ダンスで認知症を予防する
社交ダンスは認知機能を活性化させることが証明されています。認知症にならないためにも脳トレとして今から始めておくのは良いことだと思います。
ちなみにですが、社交ダンスは認知症予防ナンバー1と呼ばれています。
厚労省のホームページに高齢者におすすめしたいレクレーションとして紹介されています。
3.高齢者の健康づくりのためのレクレーション活動や軽スポーツ
高齢者が安全で、楽しく、かつ運動効果が期待できるレクレーション活動や軽スポーツとしては以下のものがある。
1)レクレーション活動
(1)ハイキング、ピクニック、オリエンテーリング、キャンピング
(2)旅行、ホステリング
(3)社交ダンス、フォークダンス、盆踊り、日本舞踊、民踊
(4)家や庭の手入れ、家庭菜園、ガーデニング※引用元はこちらです。⇒ https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b2.html
新しいステップを学び、様々なリズムに合わせることで、脳の働きを刺激し、記憶力を向上させるのに役立ちます。身体と脳の両方にメリットがある社交ダンスは、健康をサポートするための理想的なアクティビティともいえるようです。
社交ダンスの衣装はお洒落でエレガント!着るだけで気分が上がる
社交ダンスは、美しい衣装やアクセサリーの魅力もあります。
まず、社交ダンスのレッスン着は、ストレッチ性もあり、身体の線を拾わないなど、50代に嬉しいデザインのものが豊富です。
そして、社交ダンスの衣装は女性らしさにあふれており、デザインも華やかで魅力的です。これが来たくて発表会に出る方も少なくありません。
たまには発表会やパーティー、競技会などで、優雅なドレスやアクセサリーを身に付ける楽しみも社交ダンスの魅力です。
私の受講生の方も初心者のうちからドレスを着てダンスパーティーを楽しんでおられます。
結婚式以来、つけまつげやドレスを着る機会なんてなかった!とおっしゃる方も多くおらっしゃいます。
社交ダンスの衣装やヘアメイクは、見た目がかなり変わるため、どんな自分にでもなれるような気がして自信を持つこともできます。 社交ンスのステージで輝くために、毎回楽しみに衣装を選ぶ方も珍しくありません。
また、50代になって、結婚式以来ずっと着る機会もなかったような豪華なドレスを着ることで、お姫様気分を味わうことができるのも、新鮮な感覚ではないでしょうか。
確かに、安いものから高価なものまで幅広くありますが、お金が全くかからないわけではありません。
社交ダンスって、お金がかかりそうだから、と不安に思う方もいらっしゃると思います。
ですが、あえて「ドレスを着る」という、自分の価値があがる経験を、これまで頑張ってきた自分へのご褒美にすることは素敵だと思います。ドレスを着ることを楽しみに、日頃から練習に励まれる方もたくさんいらっしゃいます。
社交ダンス界のコミュニティへの参加
社交ダンス界には、サークルや競技団体など、素晴らしいコミュニティがたくさんあります。
新しい友人を作り、共通の趣味を気の合う仲間と一緒に楽しむ機会にもなります。
ダンス仲間とともに練習し、サークルに参加することは、ダンスの楽しさを共有し、共感を得る機会でもあります。ダンスコミュニティでお互いに支え合い、切磋琢磨して共に成長するのは刺激にもなりますし、張り合いもでるとおもいます。
実際に私の主催するサークルで楽しく盛り上がっている様子をいくつかご紹介します。
常にインターネットなどでアンテナをたてて、どんなイベントやサークルがあるのかなど、チェックしておくと良いでしょう。楽しい未来がたくさん待っています。
年齢を重ねてもずっと踊りつづけるなら社交ダンスがおすすめ
社交ダンスは、いくつになっても踊り続けることができる素晴らしいダンスです。今の社交ダンス界は70代、80代が支えていると言っても過言ではありません。
50代で初めても、社交ダンスでは、若い方なんです。50代もなると、なかなか若いと言われる機会も減ると思いますが、社交ダンスの世界では、50代はかなり若い方です。
バレエやヒップホップ、ジャズダンスだと、周りは若い人ばかりで少々気おくれしてしまう部分もあるかと思いますが、社交ダンスなら、まだこれから、若い方です。
ちなみに、社交ダンスは、個人レッスンが主流ですので、周りのついていけないとか、恥ずかしいなどの心配はありません。講師とマンツーマンでしっかり学ぶことができるのも、大きな社交ダンスならではの魅力です。
もちろん、サークルやグループレッスンもありますが、まず始めたばかりの頃は、個人レッスンでしっかりみてもらうことが良いと思います。基礎をしっかり習得して、慣れてきたら自信を持ってサークルやグループレッスンに参加することをおすすめします。
グループレッスンだと、予定が組まれていますので、参加できないと、また次回となってしまいますが、個人レッスンなら、予定の変更など柔軟に対応しているスクールも多いです。
また、自分のペースで無理なくマイペースに習うことができる個人レッスンなら、確実に上達すること間違いなしです。
このような環境面においても、まだ仕事をしている世代である50代の女性には、社交ダンスはおすすめです。
とはいえ、初めてなのに、いきなり個人レッスンだなんて、敷居が高いと思われますでしょうか。
確かに、マンツーマンと聞くと、本格的にやる人の選択肢だと思われがちですが、社交ダンスの場合は違います。
社交ダンスは二人で踊るダンスなので、基礎が大切です。人によって身体の癖や、体格も異なりますので、マンツーマンでしっかり自分の場合はどう踊ったら良いのかなど、基礎を身に付けた方がダントツ上達が早いです。
社交ダンスをこれから始めようと考えている方へ
社交ダンスは50代の女性にとって、美しい音楽や衣装、社交性、健康維持やアンチエイジングを網羅した素晴らしいダンスだと思います。
社交ダンスとはどんなダンスなのか、これまでの内容をまとめると、
- 二人で組んでルールに基づいて動くダンス
- 社交性やパートナーシップ、コミュニケーション力が養われる
- 振り付けを覚えなくても踊れる身体に優しいダンス
- アンチエイジング効果やダイエット効果が期待できる
- 認知症予防ナンバー1。60代~90代のシニア層が活躍している
- 個人レッスンで丁寧に教われるのでダンスが初めてでも踊れるようになる
- ドレスを着ることでお姫様気分を味わえて自己価値が上がる
そして、いくつからでも始められ、いくつになっても踊りつづけることができるのが社交ダンスの魅力です。
社交ダンスに興味がある方がスムーズに始められるように、
- 服や靴はどこで買えばよいのか
- 社交ダンスの種目について
- 始める前に知っておくと得する簡単ステップ
- 美しい姿勢の作り方
についてまとめた「社交ダンス入門ガイド」をプレゼントさせていただきます。
下記のリンクよりお受け取りください。
お問い合わせはこちらから
⇒ 問い合わせをする
お友達登録をしていただきますと、食べて踊って楽しく痩せる!社交ダンスエクササイズ動画と5日間に渡るダイエット通信をご覧いただけます。
※このブログ記事に使われている画像は無断転載禁止です。無断使用が発覚した場合に法的措置を請求します。もし、使用したい場合は連絡ください。