社交ダンスは、年齢層を問わず楽しむことができる素晴らしいダンスです。社交ダンスは健康維持、コミュニケーション、協調性、そして何よりも楽しさを味わえる魅力的でやりがいのある趣味だと思います。
社交ダンスを50代や60代で始められて、3年から5年ほど経ち、もう少しステップアップしたいと考えている、又は今一つ上達に伸び悩んでいる60代・70代の方も多いのではないでしょうか。
こも記事で、このような社交ダンス初級者の方々が、更に上達して中級者にレベルアップするための具体的な方法をご紹介します。
目次
自分に合ったレッスンに継続的に参加する
社交ダンスの上達において、コツコツと継続的にレッスンへに参加することはとてもに大切です。目安、週に一度は定期的なレッスンを受けることで、社交ダンスの基本ステップやテクニックを学ぶことができます。
社交ダンスのプライベートレッスンの受け方
おすすめしたいのは、下記の3点です。
- プライベートレッスンを受ける
- 別の視点からみてもらい、環境を変えてみる
- レッスンの受け方を変えてみる
もし、今まではサークルやグループレッスンにしか参加していないのであれば、そろそろプライベートレッスンを検討してみることもおすすめです。 個別指導を受けることで、自分の弱点や改善点をより洗い出すことができ、自分に合った方法で自分のペースで修正することができます。
また、もうすでにプライベートレッスンを受けている方であれば、環境が自分に合っているのか、見直すタイミングかもしれません。
まずは担当の講師に相談したり、病院でいうセカンドオピニオンならぬ、また別の視点から自分の踊りを見てもらうもの効果的だと思います。
同じことを言われていても、言い方や言う人が違うと、違う発見に繋がったり、理解できたりすることも良くあります。観る人が変われば大切にしていることも変わるので、全く違うアドバイスが貰えることもあります。
また、今までの環境でレッスンを続けたいのであれば、
- 講師主体のレッスンであれば、自分から積極的に質問をする
- 自分主体であれば、講師にレッスンの流れを任せてみる
など、レッスンの受け方を変えるのも一つの手だと思います。
社交ダンスの動画教材を活用する
今や、YouTubeを始め、社交ダンスの動画や、社交ダンスをレクチャーしている動画は山のようにあります。
習ったステップや身体の使い方を、解説している動画をみると、動きがイメージしやすくなると思います。
かなり慣れている上級者ならば、教材や本を活用して新しいステップやフィギュアを学ぶことも可能ですが、社交ダンスを始めて3年から5年くらいの初級者の方であれば、動画の方がおすすめです。
また、社交ダンスは二人で組んで動くダンスなので、見た目と実際にやっていることが違うことも多いです。動画だけを観るのではなく、あくまでもレッスンで習ったことのおさらいとして、動画を活用されることをおすすめします。
いつもと違うダンス種目またはステップを練習してみる
社交ダンスには様々な種目があります。例えば、
- ワルツ
- スローフォックストロット
- ルンバ
- チャチャチャ
など、初級の種目から中級の種目まで幅広くあります。種目が違えば、それぞれ踊りの特徴も違います。難しい種目になれば、必要なテクニックも増えてきます。
なので、難しいステップにチャレンジすると、それなりに必要な技術が身に付くため、その後に難易度の低いステップを踊った時にぐんと上達していた!なんてことも十分にあり得ることです。
基礎が固まって、難易度の低いステップが、今まで以上に簡単に感じてくるので、レベルアップできたと言う自信にも繋がります。
また、スタンダードを練習していて、たまにラテンを練習したりすると、スタンダードも上達していたと言う経験が数えきれないほどあります。
何を踊るのにあたっても、一番大切なのは基礎をおろそかにしないことだと思います。
社交ダンスの基礎の動きを練習してレベルアップ
社交ダンスにはさまざまな種目があり、それぞれの種目に複数のステップがありますが、基礎においてはどの種目にも共通しています。ここで、押さえておいた方が良いどの種目にも応用できるワルツのエクササイズをご紹介します。
ワルツの基礎の動きが上達すると、他の種目の上達にも繋がります。特に大切なのは、開いた足を閉じる所作です。音楽に合わせて脚を閉じる練習をしてみましょう。
ちなみに、このエクササイズをやるとヒップラインも美しくなります。ぷりっと若々しく引き締まったお尻になりますので、ダンスのドレスが似合う体型維持も期待できます。
基礎を固めるなら、まずはゆっくり丁寧に動くことを意識してみて下さい。ゆっくりできると言うことは、身体のコントロールができている証拠です。
始めのうちは、壁につかまってやるとバランスもとりやすいでしょう。
60代・70代の社交ダンス初級者におすすめしたい!中級レベルに上達する身体のケア
社交ダンスは柔軟性が必要ですが、柔らかくなくて良いところと、柔らかくした方が良いところがあります。60代・70代の社交ダンス初級者におすすめしたい身体のケアを紹介したいと思います。
60代・70代におすすめしたいのは踊った後の整理体操
社交ダンスを踊った後に、整理体操をするのがおすすめです。運動をすると、筋肉を使いますが、よほどのアスリートでない限り、運動をして筋肉を使うと、筋肉は疲れるため、縮みます。
縮んだまま放置しておくと、身体の可動範囲が狭くなり、急に動かした時に怪我をする可能性もあるため、筋肉を使った後は、しっかり整理体操をして筋肉を緩めたいところです。
確かに準備体操も大切ですが、踊った後の整理体操の方も是非やっていただきたいです。長くいつまでもしなやかに踊れる身体を目指して、しっかり身体のケアをするのことが大切です。
夏でも湯舟につかって身体を温めたり、湯舟の中でマッサージをするのも効果的だと思います。
湯舟に入ると筋肉の身体は休まることについてはこちらをご覧ください。
また、水の中にいると、体重は空気中に比べて約9分の1程度まで軽くなります。すると、筋肉や関節の負担が軽くなり、気分もリラックス。寝つきも良くなり、しっかり身体を休めることができます。
引用元はこちらです。
⇒ https://www.earth.jp/ofuro/faq/013/index.html
社交ダンスが上達するのに必要なのは、筋肉トレーニングよりもインナーマッスルの強化
社交ダンスを踊るのに必要なのは、強い外側の筋肉よりも、インナーマッスルの強化です。ダンスの上達と共に、姿勢を良くすることや、健康的な体型の維持にも繋がります。
外側の筋肉ばかり鍛えすぎてしまうと、踊りが固くなり、しなやかな表現が難しくなってしまう可能性もあります。
また、社交ダンスは二人で組んで踊るので、身体が固くなってしまうと、一緒に動きずらくなります。インナーマッスルを強化することで、しなやかで強い身体を目指したいところです。
インナーマッスルについて、厚労省のホームページに詳しく書いてありますので、引用させていただきます。
特に「コア」と呼ばれる腹部から臀部にかけての背骨だけで身体を支えている部分に関連するインナーマッスル(外腹斜筋・腹直筋・内腹斜筋・腹横筋など)については、背骨の安定に大きく関係し、スムーズな動作と正しい姿勢や内臓の正しい機能を引き出すための出発点として重要とされます。
引用元はこちらです。
⇒ https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-083.html
社交ダンスを踊る上で必要な筋肉を伸ばして怪我を予防する
しなやかに動くための柔軟性は、社交ダンスの上達にかかせません。
そのためにも、ストレッチを定期的に行うことはおすすめです。 特に社交ダンスはヒップや肩を使うため、お尻や股関節まわり、そして腕や肩まわりを中心としたストレッチが良いでしょう。
社交ダンスが上達するための、お尻まわりを伸ばすストレッチと、肩まわりを伸ばすストレッチをご紹介します。
まず、お尻を伸ばすストレッチはこちらです。定期的にケアをすることで、ドレスが似合うキュッと引き締まったお尻も目指せます。
そして、肩まわりを伸ばすストレッチはこちらです。バストアップ効果もありますので、女性の方は特におすすめです。
ずっと踊り続けても疲れない!体力を向上させるために
社交ダンスを踊り続ける時間は、1分半から3分ほどなので、決して長くはありません。ですが、二人で組んで踊るので、負荷がかかります。一人で動く以上に体力を使うので、しっかり体力づくりもしておきたいところです。
ジョギングやジムに通うのも良いとは思いますが、ダンスを踊りながら同時に体力づくりができれば良いにこしたことはありませんよね。
その為に、使うべきところを使い、緩めるべきところは緩めると、疲れずにずっと踊り続けていられることができます。
使うべきところは、ズバリ!背骨です。
背骨の意識を活性化させると軸がしっかりできるので、股関節まわりの余分な力が抜けてスムーズに踊ることができるのです。
軸がしっかりすると、ホールドもカチッと安定します。これで、余分な体力を使わずとも踊り続けることができます。
背骨の意識を活性化させることができるエクササイズをご紹介しますので、やってみて下さい。背中を意識することで、日々の姿勢も良くなり、年齢を重ねるごとに若々しい体型に導くことも期待できます。
確実に上達する3つのフィードバック
社交ダンス初級者から中級者まで上達するためには、定期的なフィードバックを受けることが重要です。フィードバックを受け入れ、改善点をみつけましょう。
インストラクターからのフィードバックで大切にしたいポイント
インストラクターからのフィードバックを積極的に受けましょう。自分の強みと弱点を認識し、改善に努めることが上達に繋がります。
色々なインストラクターがいます。足元の意識を大切にしていたり、ある人は上半身の使い方について詳しく説明したり、人によって様々なので、そろそろレベルアップしたいと考えているならば、別の声も聞いてみるのも良いかもしれません。
声が変わると、今までピンとこなかったアドバイスが、すんなり理解できることも十分にあり得ます。
もし、言われたことに納得できなくてもまずはやってみる!この素直な姿勢も初級者から中級者に上達するために、とても大切です。
社交ダンスダンスパートナーからのフィードバックに耳を傾ける
もし、パートナーがいるのであれば、社交ダンスのパートナーは、一番の先生だと思っています。
実際に一緒に踊っていく相手であり、ダンスにおいては一番身近な存在です。信頼関係を構築するのはとても大切ですし、パートナー間がぎくしゃくしてしまうと、踊りにも出てしまうと思います。
お互いパートナーからのフィードバックを素直に受け入れて、ダンスを一緒に良くしていく、一緒に一つの作品を作っていくような感覚で、二人だけのダンスを作り上げたいところです。
身近な人のアドバイスは、受け入れにくい時もあると思います。ですが、自分の一番の味方だと思って、自分のための貴重なフィードバックだと思えば、受け入れやすいのではないでしょうか。
お互いがフィードバックを受け入れ合い磋琢磨していくことで、踊りが上達するのが理想的な流れだと思います。
社交ダンスパートナーのレベルに合わせて踊る
社交ダンスは二人で作り上げていくものです。まだ組んだばかりだったり、久しぶりに踊るときは、踊りが合わないこともあると思います。
特に、中級者と初級者で組んだ場合など、最初のうちはすり合わせをしながら踊ることが必要になってきます。自分がレベルの高いステップに慣れていても、相手のレベルに合わせて練習するのも、お互いが気持ち良く踊るために大切にしたいところです。
色々なレベルの相手と上手に踊ることが出来れば、あの人上手だねと、パーティーでも人気者になれること間違いなしです。
好きこそものの上手なれ!社交ダンスの楽しみを忘れずに
社交ダンスは楽しみながら上達することが一番の上達への近道だと思います。どんな時も楽しいという気持ちを忘れずに頑張りましょう。
社交ダンスを始めた時の初心を思い出すことも大切
例えば、なかなかうまく踊れないステップがあったとしても、そこだけに拘りすぎてしまうと、どんどんドツボにハマってしまいます。社交ダンスを何のためにやっているのかわからなくなってしまうのは、本末転倒です。
そういう時に試していただきたいのがこちらです。
- 他のステップや基礎の動きの見直しや他の種目を練習する等、いったんリセットする。
- 社交ダンスを始めた時の感動や喜びをもう一度思い出して初心を思い出す。
- お気に入りの音楽に合わせて踊る
好き、楽しい、と言う気持ちがあれば、少々の困難も乗り越えられますし、パートナーがいる場合ば、困難をもパートナー間で楽しむような前向きな気持ちで踊ると、きっと余分な緊張もなくなり、スムーズに踊れるに違いありません。
社交ダンスの技術を学ぶのが大切なのは言うまでもありませんが、そこだけではなく、自分の心を軽くわくわくするように仕向けるのも、上達する大切な要素だと思います。
社交ダンスがより楽しくなるイベントやワークショップの選び方
社交ダンスイベントや社交ダンスパーティーに参加することで、日頃の練習の成果を確かめることができます。練習だけではなく、実際の社交場で踊れると、自信を取り戻すことができるでしょう。
他の人のダンスを観ると、自分に足りない部分も見えて、新たな課題も発見できるかもしれません。
単発でワークショップに参加することで、いつもと違ったレクチャーの内容に刺激を受けることも楽しめますし、違う環境で踊ることでわくわくすることもあるでしょう。
自分に参加できそうなイベントをインターネットや口コミでみつけるために常にアンテナを張っておくことをおすすめします。
あえて、初心者向けのイベントに参加することで、自信をもてたり、基礎をしっかり学ぶこともできるかもしれません。
何か少しでも興味のあるイベントがあったら、積極的に参加するのがおすすめです。
たまには違う相手と踊ってみることで社交ダンスの楽しさを再認識
社交ダンスパーティーやイベントで、違う相手を踊ってみるのも良いと思います。
色々な人と踊ることで、新しい発見もあると思いますし、気分転換にもなるでしょう。初めての相手を踊るのは、緊張すると思いますし、その緊張感をも楽しんでいただきたいです。
プロの先生から初心者まで、様々な相手と踊ってみることをおすすめします。一人一人動きが違いますので、色々な相手と踊ってみることで得られる新鮮な感覚が、社交ダンスの楽しみや醍醐味の一つだと思います。
社交ダンスが初級から中級レベルに上達するためにやるべきこと
自分が社交ダンスを踊っているところを録画し、振り返ることで改善点を見つけることができます。
また、実際にプロのダンスパフォーマンスを観ることで自身もインスピレーションになります。
もし、直接観る機会が無ければ、YouTubeなどの動画でも見ることができますので、上手なダンサーやお気に入りのダンサーを観て、イメージすることを大切にして欲しいと思います。
社交ダンスのテクニックを磨くのももちろん大切ですが、上手なダンサーになり切るもの、上達する一つの方法です。
技術面、メンタル面の両方大切にすることが、社交ダンスの更なる上達にとても大切です。
また、もし、目標を失いかけてしまっているとしたら、再度目標を設定することもおすすめです。目標によって、必要なレッスン内容、テクニックが違ってくるからです。
自分の目標に合ったレッスンを楽しく継続的に受けることが大切です。
今からでも遅くない!60代・70代でも社交ダンスは上達する!
60代から70代の方々も社交ダンスを楽しむことができ、上達するための方法はたくさんあります。
- 継続的なレッスン参加
- 基礎の見直し
- 身体のケア
- 楽しむこと
- パートナー間のフィードバック
これに加えてイベントに参加したり、動画を活用したりすることが、社交ダンスの上達に役立ちます。
いくつになっても、社交ダンスは心身の健康を促進し、楽しめる素晴らしい趣味だと思います。是非、わくわくしながら上達し続けていただきたいと思います。
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