こんにちは！
尾崎沙織（おざきさおり）です。

社交ダンスを始めるときに、
一番多く受けるご質問は、

シューズはどうしたら良いのか？
という内容です。

確かに、社交ダンスの靴と言っても
色々と種類があるので、

始めはどれを買ったら良いのか
分からない方がほとんどだと思います。

また、
社交ダンスのシューズと言えば
ヒールがありますので、

ヒールがあるのに踊れるの？と、
驚かれることも少なくありません。

ですが、
外履きのパンプスとは全然
履き心地も素材も違うので

専用のシューズを履いた方が
踊りやすい部分もあるのです。

社交ダンスを踊る時に履く
シューズについて、

種類についてや、初心者におすすめ
したいシューズについて

詳しく書いてみました。

これから社交ダンスを始める方、
初心者の方にはお役に立てるかも
しれません。

どうぞこのままお読みください。

 

社交ダンスのシューズは３種類ある

社交ダンスには、ボールルーム部門、
ラテンアメリカン部門とあります。

その中にも、６種目ずつのダンスが
あって、総合して社交ダンスといいます。

そして、部門によって、履く
シューズの種類も変わってきます。

ボールルーム部門のダンスには
ボールルーム部門専用のシューズが、

ラテンアメリカン部門のダンスを踊る
ときには、ラテンアメリカン部門専用
のシューズがあり、

それぞれの踊りに適したデザインに
作られています。

例えば、ワルツやタンゴなど、
ボールルーム部門のダンスを踊る時と

サンバなどのラテン部門を踊る時とでは
履くシューズの種類が違うのです。

社交ダンスを踊る時のシューズは
３種類あります。

  • ボールルーム部門専用シューズ
  • ラテンアメリカン部門専用シューズ
  • 兼用シューズ（パーティーシューズ）

以上の３種類です。

それぞれデザインや素材に特徴が
あるのですが、

全ての種類に共通しているのは、
裏側の素材がバックスキンになって
いるところです。

外靴と違い、滑りやすいように
なっているのです。

（※バックスキンとは、ザラザラした
皮の裏側のことで、靴が柔らかく滑り
やすいメリットがあります。）

フロアを滑るように進んでいくので
靴の裏が滑る素材になっていることは
大切です。

 

ワルツ・タンゴを踊るなら滑らかに歩けるボールルーム専用シューズを

まずは、
ワルツやタンゴを踊るときに使う
ボールルーム専用シューズについて
お話します。

女性用のシューズと男性用の
シューズと別れています。

形や素材、ヒールの高さが違ってきます。

まずは
女性のシューズからご紹介します。

◎女性のシューズ

女性用のシューズの特徴は、パンプスの
ようにつま先が包み込まれている
デザインです。

素材は
正式なものだとサテンですが、

練習用に履きやすさを重視して
皮のシューズを履く方も
いらっしゃいます。

どうして、
パンプスのようにつま先が
包まれているのかですが、

ボールルーム部門の踊りは
歩くことが基本となっており、

流れるように滑らかに歩くことが
できると、キレイに踊ることができます。

滑らかにに歩くためには床を滑るように
踊ります。

踊っている時の足のつま先をよく見ると、
このようになっています。


親指の内側で靴を滑らせるように
歩いているのが見えますでしょうか？

このように、
足首を倒して親指を滑らせるように
すると、キレイに踊ることができます。

ちなみに、
足首を大きく倒して靴を滑らせると、
身体が固くても美しいポーズができます。

なので、足を滑らせるように踊る
ために、パンプス型になって
いるのです。

男性のシューズに関しても似た
ようなことが言えます。

それでは、男性のシューズの特性を
見てみましょう。

◎男性のシューズ

男性のシューズの特徴は、
黒のエナメルというところです。

女性と足の位置が近いため、女性の靴や
長いドレスに黒い色移りがしないように
するためです。

正装としてタキシードや燕尾服
にも合わせられるシューズになります。

このエナメルのシューズですが、
革に比べて固さがあるので、
足のつま先を保護してくれます。

親指の内側で床を滑らせる
動きがスムーズにできるので、

男性が作り出す滑らかな動きが
女性にもが伝わり、エレガントな
ダンスを踊ることができます。

 

エネルギッシュなラテンを踊るなら動きやすいシューズがおすすめ

次に、
ラテンアメリカン部門のシューズ
についてです。

ラテンアメリカン部門のシューズは、
足の指が細かく使えるように自由度の
高いデザインが特徴です♪

◎女性のシューズ

ボールルーム部門がつま先がくるまれて
いるのに対して、サンダルのように指が
出ているのが特徴です。

どうして、
つま先がでているのかですが、

ラテンアメリカン部門の踊りの特徴
は、足の指を細かく使って踊ります。

新聞紙やタオルを床に置いて
それを足の指で手繰り寄せたりする
ことをイメージしてみて下さい。

指先をかなり器用に使う事が
イメージされるのではないかと
思います。

このように、
指先の細かい動きがやりやすいように
指先がでています。

男性のシューズにおいても、
似たようなことが言えます。

男性のシューズを見てみましょう。

◎男性のシューズ



基本的に、黒の皮になります。
ヒールが高めなのも特徴です。

エナメルに比べてが柔らかく
甲や指の自由度が高いです。

女性の場合同様、つま先を器用
に使いこなすのに丁度よいのです。

この足の指を器用に使うことが、
切れの良いスピード感のある
ダイナミックなダンスに繋がります。

カッコ良く踊るために、
ダンスシューズはとても大切です。

運動神経が無いとダンスができない
とか、身体が固いからできないとか
よく耳にすることが多いですが、

足元の使い方次第でどなたでも
カッコよく踊れるようになります。

ボールルーム部門専用のシューズと
ラテンアメリカン部門専用のシューズ
と別れているのですが、

この２つの種類の間をとった
兼用のシューズというのもあります。

 

これから社交ダンスを始めるなら、まずは兼用シューズがおすすめ

兼用シューズとは、
ボールルーム部門もラテンアメリカン
部門も、両方踊れるシューズです。

社交ダンスを始めたばかりの初心者の方や、
ダンスパーテイーを控えている方には、
おすすめです。

それでは、
兼用シューズ（パーティーシューズ）
ですがどのようなものなのでしょうか？

デザインは両方の部門のちょうど間
くらいのデザインで、

女性物においては、

ヒールが低い物から高い物があり、
太い物から細い物、

色もサテンや黒だけでなく、色々な
カラーや素材があります。

パーティーシューズとも言うくらい
なので、お洒落でキラキラしたものも
多いです。

男性用は、黒の革のタイプが定番です。

 

社交ダンスを始めたら、
まずは兼用のシューズを準備し、
レッスンが進んでいくにつれて

より専門性を高めた踊りを追求
したくなったり、好きな部門が
はっきりしてきたら、

専用のシューズに切り替えても
良いのではないかなと思います。

発表会で踊ったり、競技会に
出るときは、それぞれ専用の
シューズが必要になります。

これまで、３種類のシューズに
ついてご紹介して参りましたが
いかがでしたでしょうか？

お姫様のような素敵なシューズ
をみるだけで、わくわくした
気分になる方は多いです。

ネットでも手軽に買えますが、
足に合うものを、実際に店舗に
いって選ぶことをおすすめします。

これから社交ダンスを始めるあなたの
お役に立てましたら嬉しいです。

選び方など、疑問点やご質問等
ございましたら、お気軽にお聞き
下さいね。

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